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特集 造血器腫瘍 Ⅱ 造血器腫瘍の病態と分類
6.慢性リンパ性白血病と関連疾患
著者: 横瀬紀夫1 檀和夫1
所属機関: 1日本医科大学第3内科
ページ範囲:P.1231 - P.1233
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広義の慢性リンパ性白血病(chronic lymphoidleukemias;CLLs)は末梢血・骨髄中およびリンパ組織で成熟した形態のリンパ球が腫瘍性に増殖する疾患群を示す.その中にはB細胞性慢性リンパ性白血病(B-CLL)およびその亜型・類縁疾患として扱われてきたいくつかの疾患が含まれる.本稿では最近発表されたWHO分類1)に従い,B-CLLを中心として各疾患の病態・診断・治療について解説する.
広義の慢性リンパ性白血病(chronic lymphoidleukemias;CLLs)は末梢血・骨髄中およびリンパ組織で成熟した形態のリンパ球が腫瘍性に増殖する疾患群を示す.その中にはB細胞性慢性リンパ性白血病(B-CLL)およびその亜型・類縁疾患として扱われてきたいくつかの疾患が含まれる.本稿では最近発表されたWHO分類1)に従い,B-CLLを中心として各疾患の病態・診断・治療について解説する.
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