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特集 造血器腫瘍 Ⅲ 検査法の基礎知識
4.血清免疫グロブリン検査法
著者: 戸川敦1
所属機関: 1国立甲府病院
ページ範囲:P.1265 - P.1273
文献購入ページに移動はじめに
日常臨床での血清免疫グロブリン検査法として,直接各免疫グロブリン(IgG,IgA,IgM,IgD,IgE)を定量する方法(比ろう法,比濁法など)や血清蛋白電気泳動法,血清蛋白免疫電気泳動法がある.このうち血清蛋白電気泳動はほぼルーチン検査として行われており,大部分の多発性骨髄腫およびその類縁疾患の診断のきっかけとなっている.ここではまずこれらの検査法について述べたあと,免疫固定法やキャピラリー電気泳動法についても述べてみる.
日常臨床での血清免疫グロブリン検査法として,直接各免疫グロブリン(IgG,IgA,IgM,IgD,IgE)を定量する方法(比ろう法,比濁法など)や血清蛋白電気泳動法,血清蛋白免疫電気泳動法がある.このうち血清蛋白電気泳動はほぼルーチン検査として行われており,大部分の多発性骨髄腫およびその類縁疾患の診断のきっかけとなっている.ここではまずこれらの検査法について述べたあと,免疫固定法やキャピラリー電気泳動法についても述べてみる.
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