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文献詳細

雑誌文献

臨床検査46巻11号

2002年10月発行

文献概要

特集 造血器腫瘍 Ⅲ 検査法の基礎知識

11.ウイルス―2) EBV

著者: 森毅彦1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部血液内科

ページ範囲:P.1336 - P.1338

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はじめに
 Epstein-Barr virus (EBV)は1964年にBur-kittリンパ腫細胞から最初のヒト癌ウイルスとして発見された.その後,EBVは大部分のヒトに潜伏感染していることが明らかとなった.EBVはBurkittリンパ腫だけでなく,免疫不全患者に合併する日和見リンパ腫やポジキン病などにも関連する可能性が指摘されている.またEBVの初感染像は伝染性単核球症が有名であり,小児で最も多い急性感染症の1つである.本稿ではEBV感染症および関連腫瘍の検査法について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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