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特集 造血器腫瘍 Ⅳ 検査の実際
4.悪性リンパ腫―2)病期分類のための検査
著者: 大野仁嗣1
所属機関: 1京都大学医学研究科血液病態学
ページ範囲:P.1401 - P.1405
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病期は,悪性リンパ腫の代表的なリスクフアクターであり,治療方針の決定や予後予測には不可欠である.限局期の症例は放射線照射だけで治癒することがある一方,進行病期の症例の大半は化学療法の適応となる.病期の決定には画像診断が主体となるが,病歴や身体診察による情報も重要である.本稿では,悪性リンパ腫の病期分類のために行われる臨床検査や画像検査を概説する.
病期は,悪性リンパ腫の代表的なリスクフアクターであり,治療方針の決定や予後予測には不可欠である.限局期の症例は放射線照射だけで治癒することがある一方,進行病期の症例の大半は化学療法の適応となる.病期の決定には画像診断が主体となるが,病歴や身体診察による情報も重要である.本稿では,悪性リンパ腫の病期分類のために行われる臨床検査や画像検査を概説する.
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