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文献詳細

雑誌文献

臨床検査46巻2号

2002年02月発行

文献概要

今月の主題 インフルエンザ―新しい知見 総説

インフルエンザウイルスの構造と遺伝子

著者: 豊田哲也1 原好勇1

所属機関: 1久留米大学医学部ウイルス学講座

ページ範囲:P.133 - P.138

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 インフルエンザウイルスはA,B,C型に分類され,なかでもA型ウイルスはこれまでに4回の世界的大流行を起こしてきた.A型ウイルスは外被に病原性を決定するHAとNAの2つの糖蛋白質とイオンチャンネルM2を持ち,M1で裏打ちされた粒子中には8本の分節型マイナス鎖RNA遺伝子とNP, RNA依存性RNAポリメラーゼからなるRNPとNS2(NEP)を持つ.3つのサブユニットPB1, PB 2, PAからなるRNAポリメラーゼはウイルス遺伝子の転写・複製を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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