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今月の主題 インフルエンザ―新しい知見 各論
高齢者・ハイリスク群のインフルエンザ肺炎
著者: 鈴木幹三1
所属機関: 1名古屋市厚生院附属病院
ページ範囲:P.151 - P.156
文献購入ページに移動 高齢者やハイリスク群の患者がインフルエンザに罹患すると肺炎を合併しやすく,インフルエンザ流行期における超過死亡の要因となっている.インフルエンザ肺炎は,原発性インフルエンザウイルス肺炎と二次性細菌性肺炎に大別され,臨床経過,病態,予後,治療法が異なる.通常は後者のことが多い.高齢者・ハイリスク群にはワクチンの予防接種が必須であり,インフルエンザを発病した場合は,抗ウイルス薬や抗菌薬を適切に使用し肺炎の予防に努めることが重要である.
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