icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査46巻6号

2002年06月発行

文献概要

今月の主題 細胞診自動化 総論

細胞診自動化装置のコンセプトとメカニズム

著者: 粥川敦1

所属機関: 1株式会社アイシーエスメディカル

ページ範囲:P.614 - P.620

文献購入ページに移動
 これまで様々な試みがなされてきた細胞診の自動化は,その目的を当初の「人間の能力の置き換え」から人間の能力を「補強する」というコンセプトに変えることによって,実用化の域に到達するようになった.さらに,これまでは人間の検知能力に依存するしかなかったのに比べて,精度の向上と効率アップ(コスト低減)という相矛盾すると考えられていた2つの要素を同時に満足させることも可能となってきた.
 現在の代表的な装置である「AutoPap®」を例に,細胞診の自動化について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?