文献詳細
今月の主題 細胞診自動化
総論
文献概要
これまで様々な試みがなされてきた細胞診の自動化は,その目的を当初の「人間の能力の置き換え」から人間の能力を「補強する」というコンセプトに変えることによって,実用化の域に到達するようになった.さらに,これまでは人間の検知能力に依存するしかなかったのに比べて,精度の向上と効率アップ(コスト低減)という相矛盾すると考えられていた2つの要素を同時に満足させることも可能となってきた.
現在の代表的な装置である「AutoPap®」を例に,細胞診の自動化について解説する.
現在の代表的な装置である「AutoPap®」を例に,細胞診の自動化について解説する.
掲載誌情報