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今月の主題 細胞診自動化 各論―日常業務への導入と問題点
プライマリースクリーニングの検討
著者: 中山啓三1
所属機関: 1(株) J・C・R
ページ範囲:P.621 - P.625
文献購入ページに移動 細胞診自動スクリーニング支援機AutoPap®を用い,子宮頸部従来法塗抹標本のプライマリースクリーニングを行った.設定条件75%再検不要例では使用可能と考えた.ただし起因微生物検出は若干問題を含み,日母分類が主なわが国では報告形態の検討が必要である.材料採取から塗抹,固定と標本作製法の改善がなされることが,精度の良い経済効果の高い機械一次スクリーニングを可能とする重要な1つと考えられた.
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