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文献詳細

雑誌文献

臨床検査46巻6号

2002年06月発行

文献概要

今月の主題 細胞診自動化 各論―日常業務への導入と問題点

精度管理への応用と日常業務における経済性

著者: 上野喜三郎1 長谷部鏡子1 山内一弘1 羽山忠良1 田中昇1

所属機関: 1BML病理・細胞診センター

ページ範囲:P.627 - P.632

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 形態学,特に細胞診は,他の検体検査と比較し検者の経験および能力に依存する部分が大きいのが特徴で,系統的な精度管理手法が確立されていないのが現状である.
細胞診鏡検業務において,ヒューマンエラーによる異常細胞の見落としが精度に最も影響を及ぼす.このヒューマンエラーを防ぐ方法として,従来から入間同十によるダブルチェックが行われている.しかしながら人間同士によるダブルチェックの欠点として,一度鏡検しているという先入観により同じ見落としをする恐れがある.そこで近年,自動化装置を用いての精度管理が行われるようになってきた.〔臨床検査46:627-632,2002〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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