文献詳細
文献概要
今月の主題 細胞診自動化 各論―日常業務への導入と問題点
精度管理への応用と日常業務における経済性
著者: 上野喜三郎1 長谷部鏡子1 山内一弘1 羽山忠良1 田中昇1
所属機関: 1BML病理・細胞診センター
ページ範囲:P.627 - P.632
文献購入ページに移動細胞診鏡検業務において,ヒューマンエラーによる異常細胞の見落としが精度に最も影響を及ぼす.このヒューマンエラーを防ぐ方法として,従来から入間同十によるダブルチェックが行われている.しかしながら人間同士によるダブルチェックの欠点として,一度鏡検しているという先入観により同じ見落としをする恐れがある.そこで近年,自動化装置を用いての精度管理が行われるようになってきた.〔臨床検査46:627-632,2002〕
掲載誌情報