icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査46巻6号

2002年06月発行

文献概要

今月の主題 細胞診自動化 各論―日常業務への導入と問題点

液状処理検体標本の細胞所見

著者: 照井仁美1 高松潔2 塚崎克己3 野澤志朗3

所属機関: 1慶應義塾大学医学部産婦人科学教室 2慶應義塾大学産婦人科学教室/国立成育医療センター婦人科 3慶應義塾大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.640 - P.646

文献購入ページに移動
 モノレイヤー標本とは,細胞検体を液体中で固定・保存し,機械的に分散させて単層に塗抹した標本である.細胞診自動塗抹標本作製装置ThinPrepは,細胞診の自動化を目的として開発されたモノレイヤー標本作製装置である.子宮頸部擦過細胞診において,ThinPrep法を用いたモノレイヤー標本と従来法の綿棒を用いた直接擦過標本との細胞所見を比較した.本装置での細胞診標本作製の標準化や自動化に期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?