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文献詳細

雑誌文献

臨床検査47巻10号

2003年10月発行

文献概要

今月の主題 聴覚障害とその診断 総論

乳幼児聴覚検査

著者: 廣田栄子1

所属機関: 1国際医療福祉大学言語聴覚学科

ページ範囲:P.1096 - P.1103

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〔SUMMARY〕 幼児聴力検査は乳幼児を対象として,視覚的強化子を用いて最小反応閾値(MRL)を測定する臨床検査法である.近年,新生児聴覚スクリーニング検査の実施に伴い,聴性脳幹反応聴力検査と併用して精密検査に用いられ実用性が示された.幼児聴力検査は検査手法の選択,幼児の反応行動,幼児への報酬(強化子)など小児固有の特性に配慮し,個別の発達に応じた選択が必要である.その結果,臨床検査としての再現性・有効性が実証されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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