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今月の主題 聴覚障害とその診断 各論
後迷路性難聴と聴覚検査
著者: 井上泰宏1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.1117 - P.1123
文献購入ページに移動〔SUMMARY〕 後迷路性難聴を診断するための各種聴覚検査と,その特徴について検討した.施設によって,施行できる検査が限られている場合もあるが,これらのうちの施行可能ないくつかをうまく組み合わせることで,後迷路性疾患を診断することも可能である.Auditory neuropathyのように,聴覚検査所見が診断の決め手になる新しい疾患が問題になっていることから,今後もこれらの検査について十分理解しておく必要がある.
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