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今月の主題 生体材料の取扱いと倫理 総説
行政の立場と倫理
著者: 堂本英治12
所属機関: 1厚生労働省大臣官房厚生科学課 2現所属:海上自衛隊潜水医学実験隊第2部
ページ範囲:P.1495 - P.1502
文献購入ページに移動〔SUMMARY〕 生体材料を使用するに当たっては研究の科学的合理性と倫理的妥当性が必要である.そのため,各機関の長は倫理審査委員会を設置し,研究実施の可否を決定する必要がある.倫理指針においては,十分なインフォームド・コンセントの取得,個人情報の保護,患者の人権と利益の尊重,情報の公開に重点が置かれている.今後の科学技術の進歩によっては,行政はさらに倫理指針を策定し,広く国民に示してゆかねばならない.〔臨床検査 47:1495-1502,2003〕
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