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今月の主題 生体材料の取扱いと倫理 話題
検体の取扱いと倫理―臨床検査技師の立場から
著者: 鈴木悦1
所属機関: 1筑波大学附属病院検査部
ページ範囲:P.1541 - P.1544
文献購入ページに移動1.はじめに
臨床検査を目的に提出される検体は血液,尿,喀痰,胸腹水,臓器組織,分泌物等と,検査目的別に分離された血球・血清,培養細菌,遺伝子産物,等々,多様である.本稿では検査に提出された検体全般に関しての取扱いと倫理について,検査を担当する臨床検査技師が知っておくべき事柄について簡単に述べ,病理組織検査と病理解剖については検索後の検体の取扱いと倫理面について本院での対応を中心に解説する.
臨床検査を目的に提出される検体は血液,尿,喀痰,胸腹水,臓器組織,分泌物等と,検査目的別に分離された血球・血清,培養細菌,遺伝子産物,等々,多様である.本稿では検査に提出された検体全般に関しての取扱いと倫理について,検査を担当する臨床検査技師が知っておくべき事柄について簡単に述べ,病理組織検査と病理解剖については検索後の検体の取扱いと倫理面について本院での対応を中心に解説する.
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