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文献詳細

雑誌文献

臨床検査47巻7号

2003年07月発行

文献概要

今月の主題 補完・代替医療 各論

ペインクリニックでの電気刺激療法

著者: 高橋秀則1 森田茂穂2

所属機関: 1帝京大学医学部附属市原病院ペイセンター 2帝京大学医学部附属病院麻酔科

ページ範囲:P.755 - P.761

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〔SUMMARY〕 電気刺激が本格的に臨床の場で用いられるようになったのは,MelzackとWallによってゲートコントロール理論が提唱されてからである.以来電気刺激療法は疼痛治療の1つとして変遷を遂げてきた.現在主に用いられているのは経皮的電気刺激法,脊髄硬膜外刺激法,大脳皮質運動野刺激法である.経皮的電気刺激法は種々の表在的な軽~中等度の痛みに,脊髄硬膜外刺激法は神経因性疼痛や血管性疼痛に,大脳皮質運動野刺激法は中枢性疼痛に適応がある.〔臨床検査 47:755-761,2003〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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