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文献詳細

雑誌文献

臨床検査47巻9号

2003年09月発行

文献概要

今月の主題 PSA 総論

PSAからみた前立腺癌の診断,治療,フォロー

著者: 桶川隆嗣1 東原英二1

所属機関: 1杏林大学医学部付属病院泌尿器科

ページ範囲:P.959 - P.966

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〔SUMMARY〕 近年,わが国における前立腺癌患者の増加は著しく,近い将来の増加率は全悪性腫瘍のなかで1位になると予想されている.最近は,排尿障害や骨痛により受診して前立腺癌と診断される者は減少傾向にあり,癌による症状がなく,直腸診や前立腺特異抗原(prostate specific antigen;PSA)により癌が疑われ,診断される患者が大部分を占める.PSAは前立腺癌診断における役割は最大であり,単に診断のみにとどまらず,治療後再発の診断,経過観察に応用され,現在,臨床の場では不可欠な検査法の1つである.本稿では,PSAからみた前立腺癌の診断,治療,フォローにつき概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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