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文献詳細

雑誌文献

臨床検査47巻9号

2003年09月発行

今月の表紙 電気泳動の解析シリーズ・9

Type Ⅱクリオグロブリンとその抗体活性

著者: 大竹皓子1

所属機関: 1慶應義塾大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.952 - P.955

文献概要

1.はじめに

 低温下で白濁沈殿し,再度加温すると溶解する性状の免疫グロブリンをクリオグロブリン(Cg)と総称するが,Cgはその組成によりTypeⅠ,TypeⅡとTypeⅢの3群に分類される1).

 Cgについては本誌Vol.47(2)の電気泳動の解析シリーズ・2でも紹介されたが,ここではC型肝炎ウイルス(HCV)感染患者(以下,K.H. と略)の血中に認められた単クローン性IgMkと多クローン性IgGからなるCg,すなわちTypeⅡ Cgの性状および抗体活性について,その解析結果を示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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