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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻12号

2004年11月発行

文献概要

今月の主題 自己健康管理のための検査 総説

血液検査チップの開発と応用

著者: 田中義行1

所属機関: 1アークレイ株式会社ポイントオブケア事業部

ページ範囲:P.1503 - P.1510

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〔SUMMARY〕 郵送健診において一般的な健康状態を把握するには生化学検査が必須であるが,血球分離時の溶血や成分劣化の問題があるため,この問題を克服すべく血球分離時の溶血を抑え,多くの血清成分について常温で最低7日間保存可能な血液検査チップの開発を試みた.

 今回われわれが開発した血液検査チップは血球分離時の溶血を抑え,多くの血清成分について常温で7日間安定した状態で保存できるため,郵送による生化学検査を可能とする血液検査チップへの適用が期待された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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