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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻12号

2004年11月発行

文献概要

今月の主題 自己健康管理のための検査 各論

健診被験者サイドに立って開発した生活習慣病測定キット―中指頭先端セルフサンプリングで可能とするデバイス検査の実際

著者: 前畑英介1 堀田正敏1 柴輝男2 山門実2 矢野正生3 下村弘治3 井上穣4 岩澤肇5 古賀修5

所属機関: 1㈱ピー・シー・エル中央研究所 2三井記念病院内科 3三井記念病院中央検査部 4昭和大学藤が丘病院内科 5㈱リージャー

ページ範囲:P.1527 - P.1532

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〔SUMMARY〕 われわれは被験者自らが行う毛細血管-デバイス(血漿)検査(デメカルキット)を開発した.本キットはHbA1cを含めた生活習慣病項目(13項目)がわずか50μl血液で検査可能である.測定法は日本電子分析機(2250型)を用い,DF理論を組み入れたG3P希釈剤による希釈法である.再現性(CV)は5~6%以下,静脈血法とほぼ一致する.われわれはさらに癌マーカー,感染症マーカーもキット化しており費用対効果は期待できる.したがって,健康度を手軽に知ることのできるデバイス検査の有用性は高い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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