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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻3号

2004年03月発行

文献概要

今月の主題 新しい自己抗体 総説

自己抗体の意義と産生機序

著者: 藤井隆夫1 三森経世1

所属機関: 1京都大学大学院医学研究科内科学講座臨床免疫学

ページ範囲:P.253 - P.260

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〔SUMMARY〕 自己抗体の検索は,膠原病や臓器特異的自己免疫疾患を疑った場合必須の検査で,診断確定,疾患活動性の評価,予後の推定に極めて有用である.近年ではその産生に関与する免疫遺伝学的要因,環境要因が明らかにされ,活性化T細胞に発現する分子との関連も示唆されている.今後,病態と関連する自己抗体の研究を通じ,自己免疫疾患の原因や治療法がより明確になることが期待される.〔臨床検査 48:253-260,2004〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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