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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻3号

2004年03月発行

文献概要

今月の主題 新しい自己抗体 技術解説

自己抗体測定の精度管理

著者: 大竹皓子1 陣内記代1

所属機関: 1慶應義塾大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.303 - P.308

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〔SUMMARY〕 自己抗体の測定法は原理的には抗原抗体反応であるが,試薬として用意された抗原に,血清中に出現した自己抗体(免疫グロブリン)を反応させ,さらに標識抗体を用いてこれを検出する.測定法としては,他のイムノアッセイと同様の問題点に加えて,自己抗体の反応性によって測定結果が大きく左右される.したがって自己抗体検査の精度管理は,試料の取り扱い,測定者の検査習熟度,機器管理や試薬のロット管理などの分析誤差の品質管理とともに,個別データの管理が重要である.〔臨床検査 48:303-308,2004〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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