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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻3号

2004年03月発行

今月の主題 新しい自己抗体

技術解説

抗アポトーシス分子に対する自己抗体の検出とその臨床的意義

著者: 八木橋厚仁1 渡辺直樹1

所属機関: 1札幌医科大学医学部臨床検査医学講座

ページ範囲:P.309 - P.313

文献概要

〔SUMMARY〕 最近,われわれは,抗アポトーシス分子であるsurvivinやlivinが各種癌組織で高発現し,治療抵抗性に重要な役割を果たしていること,さらに,両分子に対する自己抗体が,肺癌および消化器系癌患者の血中で高率に検出されることを見いだした.自己抗体の検出は,組織を用いた遺伝子解析法に比べると,検体が得やすく測定操作も簡便なため,今後の発展が期待される.〔臨床検査 48:309-313,2004〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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