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今月の主題 ドーピング・スポーツ薬物検査 各論
国民体育大会におけるドーピング・コントロール
著者: 伊藤静夫1
所属機関: 1日本体育協会スポーツ科学研究室
ページ範囲:P.766 - P.772
文献購入ページに移動〔SUMMARY〕 日本体育協会では,国体改革の一環として2003(平成15)年静岡国体からドーピング・コントロールを導入した.組織整備,ルールの策定など導入に向けての準備状況を紹介し,国体におけるドーピング検査とアンチ・ドーピング教育活動の実際を報告する.初年度のドーピング検査では,50検体を実施しすべて陰性であった.国体でのドーピング・コントロール,とりわけ事前医事申請制度(TUE)を経験し,アンチ・ドーピング教育と情報普及の重要性が再認識させられた.〔臨床検査 48:766-772,2004〕
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