icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻8号

2004年08月発行

文献概要

今月の主題 更年期障害と甲状腺ホルモン 各論

甲状腺ホルモン検査の進歩

著者: 橋本琢磨1 高村利治2 永野倫子2 長田美津子2

所属機関: 1金沢大学医学部臨床検査医学講座 2金沢大学附属病院検査部

ページ範囲:P.861 - P.869

文献購入ページに移動
〔SUMMARY〕 甲状腺疾患を診断するためには,甲状腺ホルモン測定が必須である.FT3, FT4, TSH測定により機能異常の有無,超音波検査により結節などの有無をまず検索する.さらに甲状腺中毒症の場合,原因が自己免疫性か,自律性か,一過性か,二次性か,薬剤性かなどの鑑別を行う.各種の抗甲状腺自己抗体測定が有用である.測定法にはキット間差があるので注意が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?