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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻8号

2004年08月発行

文献概要

資料

Spindle(紡錘波)の命名法について

著者: 原まどか1 堤ちあき1 北野俊雄1

所属機関: 1名古屋大学医学部附属病院検査部神経生理部門

ページ範囲:P.915 - P.918

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〔SUMMARY〕 睡眠時に出現する紡錘形を呈する脳波を,sleep spindleもしくは紡錘波と呼んでいるが,spindleや紡錘にはいずれも紡錘形を連想させる意味は見当たらず,軸や心棒などを意味する用語である.一方,精紡機の“軸”であるspindleに固定されたボビンに,糸を巻きつけていった結果できあがる精紡管糸の外観こそが紡錘形を呈している.よってspindleや紡錘波という脳波の命名法は適切でなく,紡錘形(状)波などが適訳ではないかと考えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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