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今月の主題 院内感染制御 院内感染制御と病院環境
感染症制御支援システム
著者: 森野光雄1
所属機関: 1日本ベクトン・ディッキンソン株式会社ダイアグノスティックシステム事業部
ページ範囲:P.637 - P.643
文献購入ページに移動〔SUMMARY〕 近年,情報技術(IT)の高度化により医療のIT化が進行している.同時に,院内感染防止対策の重要性から感染対策チーム(ICT)の活動への期待が高まっている.様々なICT活動のなかで,日常的に院内で発生する感染症の発生動向を把握するシステムとして,サーベイランスを実施することが望まれるが,サーベイランスの実施には患者に関わる多様な情報の収集に多大な労力が必要とされる.ICT活動の限られた時間のなかで効果的に院内感染対策を実施するためには,情報システムの活用が欠かせない.〔臨床検査 49:637-643,2005〕
参考文献
1) 小林寛伊,吉倉廣,荒川宜親,他:エビデンスに基づいた感染制御第一集,第二集,第三集.メヂカルフレンド社,2003
2) 倉辻忠俊,吉倉廣,宮崎久義,他:院内感染防止手順―すぐ実践できる.メヂカルフレンド社,2003
3) 厚生労働省医政局指導 医政指発第0201004号 医療施設における院内感染の防止について.2005年2月1日
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