icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査5巻8号

1961年08月発行

研究

副腎皮質予備能検査について(1)—Thorn's test

著者: 武内和之1 渡辺富久子1 田中富美子1 上田昭栄1

所属機関: 1大阪大学医学部附属病院中央臨床検査科

ページ範囲:P.527 - P.528

文献概要

 臨床上,下垂体副腎機能検査の重要性は最近とみに強調されてきた。我々は大阪大学附属病院中央臨床検査科において,尿中17-KS,17-OHCS,更にACTH負荷試験などを実施し,既に6年有余になる。その測定法並びにそれ等諸検査の示す意義については既に報告したが1)2)。今回はThorn's testについて我々の経験などを述べ諸家の御参考に供したい。
 腎副皮質予備能検査には,ACTH25単位筋注法(Thorn's test)3)が最も広く利用されており,更に詳細に予備能を知るためには,ACTH静注法4),ACTH-Z筋注法5)などもあるがそれらについては後日述べることとする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら