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文献詳細

雑誌文献

臨床検査50巻11号

2006年11月発行

文献概要

今月の主題 海外旅行と臨床検査 総説

海外旅行と感染症

著者: 海老沢功1

所属機関: 1元東邦大学医学部公衆衛生学

ページ範囲:P.1239 - P.1244

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 太陽の光を,あるいは異国情緒を求めて欧米,特にアルプス山脈以北のヨーロッパの人達は地中海を越えてアフリカ大陸へ,北アメリカ大陸の人達は中・南米へと足を延ばす.そこに待ち受けているのは,マラリア,種々の原因による下痢症,肝炎などである.そこでこれらの感染症を予防・治療するために発足したのが国際旅行医学会1)である.1年おきに開催されており,2005年には第9回目を迎えた2).この学会で常に話題になっているマラリア,旅行者下痢症などを中心にして海外旅行時に問題になりやすい感染症の予防と治療などを紹介する.〔臨床検査 50:1239-1244,2006〕

参考文献

1) 海老沢功:旅行医学,第二版,日本医事新報社,2003
2) 海老沢功:第九回国際旅行医学会の話題.日本医事新報 4248:29-32, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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