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今月の主題 腎疾患と臨床検査 総論
臨床検査に必要な腎疾患の知識―どのような腎疾患にどのような検査をするのか
著者: 富野康日己1
所属機関: 1順天堂大学医学部腎臓内科
ページ範囲:P.493 - P.498
文献購入ページに移動第1に,腎のもつ①尿の生成と排泄作用,②水・電解質の調節作用,③酸・塩基平衡作用,④ホルモン作用について理解し,それらの病態を知ることが大切である.第2に,尿検査,血液検査,腎機能検査,画像診断,腎生検などを行う意義とそれらの所見を理解する必要がある.第3に,腎疾患の種類や起こり方を包括的に理解することが大切である.〔臨床検査 50:493-498,2006〕
参考文献
1) 富野康日己:腎臓の病気.保健同人社,2005
2) 富野康日己編著:腎臓内科学テキスト.中外医学社,2004
3) 富野康日己:症例から学ぶ腎疾患の診療プロセス.文光堂,1998
4) 富野康日己編著:エッセンシャル腎臓内科学.医歯薬出版,1997
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