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文献詳細

雑誌文献

臨床検査50巻6号

2006年06月発行

文献概要

今月の主題 健康食品と臨床検査 健康食品と臨床検査

栄養と臨床検査の実践―NSTを通して

著者: 大塚百香1 岩崎昌子1 喜多華絵1 永松あゆ1 田中粹子1 田中芳明2

所属機関: 1久留米大学病院栄養部 2久留米大学小児外科

ページ範囲:P.649 - P.653

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 久留米大学病院は,2004年2月より全科型NSTを稼動した.NSTのメンバーは医師,管理栄養士,看護師,薬剤師,臨床検査技師,医事課,情報システム室で構成される.当院のような大規模な大学病院では,各々のコメディカルが多方面からのアプローチをしていきながら効率よく,かつ効果的な活動方法を検討することが重要と考える.また,栄養アセスメントには主観的包括的評価(SGA)や身体計測,血液生化学検査の結果を用い,総合的に判定していく必要がある.〔臨床検査 50:649-653,2006〕

参考文献

 1) 田中芳明,田中粹子,井上光鋭,他:久留米大学NST運営委員会の活動と医療・経済効果,ならびに稼動後の問題点について.静脈経腸栄養 19:11-16, 2004
 2) 田中芳明,浅桐公男,八木実,他:消化管の機能-腸管免疫と食物繊維の効果.適応医学 9:43-52, 2005
 3) 坂口美紀,三原壽子,大塚百香,他:食道癌周術期の栄養アセスメントについて.栄養評価と治療 18:75-78, 2001
 4) 日本人の新身体計測基準値JARD2001.栄養評価と治療19(Suppl),2002
 5) 小野寺時夫,五関僅秀,神前五郎,他:StageⅣ・Ⅴ(Ⅴは大腸癌)消化器癌の非切除・姑息手術に対するTPNの適応と限界.日外会誌 85:1001-1005, 1984
 6) 日本静脈経腸栄養学会監修:成人および小児患者に対する静脈・経腸栄養の施行に関するガイドライン 26:108, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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