icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査50巻9号

2006年09月発行

文献概要

今月の表紙 細胞診:感染と細胞所見・9

ランブル鞭毛虫(Giardia lamblia)

著者: 山下暁子1 海野みちる1 坂本穆彦1

所属機関: 1杏林大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.952 - P.954

文献購入ページに移動
 細胞診検体でランブル鞭毛虫をみることは比較的稀である.しかし,本症は輸入感染症や免疫不全疾患の合併症として無視できない感染症である.

参考文献

 1) 小花光夫,相楽裕子,青木知信,他:感染性腸炎の最近の動向-1996~2000年における感染性腸炎研究会の調査成績より.感染症学雑誌 76:355-368, 2002
 2) 竹内勤:ランブル鞭毛虫.真菌・寄生虫感染症マイコプラズマ,クラミジア,リケッチア,スピロヘータ,原虫(井村裕夫,尾形悦郎,高久史麿,他編集),中山書店,pp163-167, 1994
 3) 吉田幸雄:図説 人体寄生虫学,第5版,南山堂,1996
 4) 堤寛:感染症病理アトラス,文光堂,2000
 5) 竹内勤:ランブル鞭毛虫症(永武毅編),医薬ジャーナル社,pp109-112, 1996
 6) Scott S, Cynthia DB, Charles MW, et al:Host to an intruder. Am J Med 118:1102-1104, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?