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文献詳細

雑誌文献

臨床検査52巻10号

2008年10月発行

文献概要

今月の主題 結核 総論

本邦における結核の疫学

著者: 大森正子1

所属機関: 1財団法人結核予防会結核研究所

ページ範囲:P.1085 - P.1091

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 かつて国民病と恐れられ1951年には人口10万対698を記録した結核罹患率も,2006年には20.6にまで低下した.しかし,1970年代まで順調に低下した結核罹患率も1980~1990年代になると減少に陰りがみられ,高齢者結核の増加,外国人や貧困者の結核問題が浮上してきた.2000年以降DOTSが導入され,きめ細かな結核対策が展開されている.一方,1990年代以降の抗酸菌検査法の進歩は著しく,1995年から導入された拡散増幅法は診断の遅れの短縮化に貢献した.

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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