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文献概要
今月の主題 結核 結核の病態
小児結核の特徴と問題点
著者: 宮川知士1
所属機関: 1東京都立清瀬小児病院呼吸器科・結核科
ページ範囲:P.1105 - P.1110
文献購入ページに移動 小児結核は減少傾向にあり,最近の新規登録患者数(0~14歳)は年間85人である.これに伴って小児結核診療の機会が稀となった.小児結核は年齢層で病型が異なり,学童期では成人結核とほぼ同様の病態であるため診断・治療とも困難は少ない.これに対して乳幼児期の結核は成人と全く異なる病態を有し,早期に粟粒結核・髄膜炎に進展しやすい.この特徴を理解することが,小児結核の診療に不可欠である.
参考文献
1) http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou.html
2) 高松勇:『小児結核の実態と臨床像に関する研究』医療機関を対象とした小児結核患者全国実態調査報告.2004
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