文献詳細
文献概要
随筆・紀行
柳都情感
著者: 屋形稔1
所属機関: 1新潟大学
ページ範囲:P.210 - P.210
文献購入ページに移動 私の住んでいる新潟市は昔から柳都と呼ばれ,堀端の柳の風情からそう呼ばれたといわれる.それは江戸時代から昭和30年までの街並に見られたもので,古い小唄にも“あだな西堀,東堀”と唱われる町の名物でもあった.
道路がアスファルトになり,堀も埋められるとこの風情も少なくなったが,柳は依然として今の街の中や大川端にも残す努力は行われている.もう一つ柳にちなんだ花柳界という存在も,北前船という湊の生み出した名残りとして承け継がれた街の文化でもある.
道路がアスファルトになり,堀も埋められるとこの風情も少なくなったが,柳は依然として今の街の中や大川端にも残す努力は行われている.もう一つ柳にちなんだ花柳界という存在も,北前船という湊の生み出した名残りとして承け継がれた街の文化でもある.
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