icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査53巻11号

2009年10月発行

文献概要

特集 医療・福祉施設における感染制御と臨床検査 総論 2.感染制御活動における各職種の役割

3) 薬剤師の立場から

著者: 白石正1

所属機関: 1山形大学医学部附属病院・薬剤部

ページ範囲:P.1235 - P.1239

文献購入ページに移動
はじめに

 感染制御はいかなる医療機関においても必須といえるチーム医療で,各職種の専門性を活かした感染制御活動は職域を超えて実践していく必要がある.そのなかで,感染制御専門薬剤師の専門性は,医療スタッフに対する抗菌薬および消毒薬の適正な使用にかかわる指導あるいは助言を行うことにある.これらに関する知識は日常の薬剤管理指導業務の実践および自己努力によるものであり,その結果として認定試験などにより確認を受け専門薬剤師となることができる.そこで,本稿では薬剤師の感染制御における認定制度およびこれら専門性をどのように活かした活動をすべきかについて述べる.

参考文献

1) 日本病院薬剤師会,平成20年度感染制御認定薬剤師認定者,日本病院薬剤師会雑誌 45:157,2009
2) 日本病院薬剤師会,専門薬剤師・認定薬剤師認定制度規程,日本病院薬剤師会雑誌 45:187-190,2009
3) 日本化学療法学会抗菌薬化学療法認定薬剤師認定委員会,抗菌薬化学療法認定薬剤師制度規則,日本化学療法学会誌57:綴じ込み,2009
4) 宮崎修一,三鴨廣繁,森田邦彦,他:日常診療に役立つPK/PD,ユニオンエース,pp13, 2006
5) 宮崎修一,三鴨廣繁,森田邦彦,他:日常診療に役立つPK/PD,ユニオンエース,pp24, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?