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特集 医療・福祉施設における感染制御と臨床検査 各論 3.感染制御に必要な微生物検査の知識とポイント
5) 便検査
著者: 柳沢英二1
所属機関: 1株式会社ミロクメディカルラボラトリー
ページ範囲:P.1469 - P.1472
文献購入ページに移動はじめに
日常糞便の検査は,外来では主に腸管感染症原因菌を検出するために行われるが,入院では抗菌剤など投与後の菌交代による施設内感染原因菌の検出を主目的として,検査が行われる.本稿では糞便中に発育する感染制御上重要な微生物の検査法のポイントについて述べる.
日常糞便の検査は,外来では主に腸管感染症原因菌を検出するために行われるが,入院では抗菌剤など投与後の菌交代による施設内感染原因菌の検出を主目的として,検査が行われる.本稿では糞便中に発育する感染制御上重要な微生物の検査法のポイントについて述べる.
参考文献
1) 厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課長:ノロウイルスの検出法について.食安監発第1105001号,平成15年11月5日
2) 国立感染症研究所感染症情報センターhttp://idsc.nih.go.jp/index-j.html(2009年8月31日参照)
3) 柳沢英二,村松紘一:食中毒と検査―臨床検体および食品を用いた検査.Medical Technology 36:924-933,2008
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