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文献詳細

雑誌文献

臨床検査53巻11号

2009年10月発行

文献概要

特集 医療・福祉施設における感染制御と臨床検査 各論 9.感染制御と臨床検査技師教育

感染制御と臨床検査技師教育

著者: 木下承晧1

所属機関: 1神戸大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.1505 - P.1509

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感染症の動向

 世界的な規模で感染症のアウトブレイク,薬剤耐性菌,新興感染症(emerging infection diseases;EID)や再興感染症(re-emerging infection diseases;RID)などの発生があり,これらを予防,減少させるために感染制御が求められている.

 2006年に感染症法の改正が公布され,結核予防法が統合されたほか,EIDなどが新しく届出の対象となった.バイオテロ対策として病原体の管理が強く求められ,臨床検査技師らが臨床検体から分離する病原体の所持,輸入,運搬,管理などの取扱いについても規定された.

参考文献

1) 日本臨床微生物学会:感染制御認定臨床微生物検査技師(ICMT)制度についてhttp://www.jscm.org/(2009年8月17日参照)
2) 木下承晧:ICT活動に必要な情報提供.日本臨床検査自動化学会会誌 32:157-160,2007
3) 木下承晧:感染症迅速診断キットの使い方と注意点.小児科 49:2029-2037,2008
4) 山口昌彦:マイボーム腺炎の診断と治療について教えてください.あたらしい眼科 17:52-55,2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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