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文献詳細

雑誌文献

臨床検査53巻2号

2009年02月発行

文献概要

今月の主題 生体内微量元素 各論

微量元素欠乏症・過剰症

著者: 後藤政幸1

所属機関: 1和洋女子大学生活科学系健康栄養学研究室

ページ範囲:P.181 - P.183

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 微量元素と疾病に関する研究報告や臨床例は多くある.しかし,その生理学的機序については十分に解明されていないのが現状である.また,微量元素の摂取量については『日本人の食事摂取基準―2005年版―』が設定されており,健康の維持・増進が推進されている.本稿では,臨床と栄養学の知見を交叉させ微量元素の欠乏症および過剰症を述べる.

参考文献

1) 糸川嘉則編:ミネラルの事典,朝倉書店,pp20, 2003
2) 第一出版編集部編:厚生労働省策定 日本人の食事摂取基準(2005年版),第一出版,XVIII-XIX,2005
3) 櫻林郁之介,熊坂一成監:最新臨床検査項目辞典,医歯薬出版,pp280-316,2008
4) 日本臨牀:広範囲血液・尿化学検査免疫学的検査─その数値をどう読むか─第6版,日本臨牀社,62巻増刊号,293・302・309,2004
5) Curtiss Hunt:Dietary boron:Possible roles in human and animal physiology. Biomed Res Trace Elements 19:243-253, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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