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血漿fetuin-A濃度と2型糖尿病の危険率
著者: 鈴木優治1
所属機関: 1埼玉県立大学保健医療福祉学部
ページ範囲:P.196 - P.196
文献購入ページに移動 2型糖尿病は肥満と共に主要な世界的,公衆衛生的脅威であり,寿命低下の重要な寄与因子である.肝分泌蛋白質のfetuin-Aは動物においてインスリン抵抗性を誘導し,ヒトでは循環fetuin-Aはインスリン抵抗性や脂肪肝において上昇している.
著者らは血漿fetuin-A濃度が2型糖尿病の出現率を予測できるかどうかを研究した.実施した27,548人からなるcase-cohort studyにおいて,subcohortとして無作為に2,500人を選んだ.そのうちの2,164人は非糖尿病であり,解析のための既往や人体計測および代謝データが揃っていた.7年の追跡期間に同定された糖尿病症例849人のうち,703人が同様の除外後に解析対象として残った.
著者らは血漿fetuin-A濃度が2型糖尿病の出現率を予測できるかどうかを研究した.実施した27,548人からなるcase-cohort studyにおいて,subcohortとして無作為に2,500人を選んだ.そのうちの2,164人は非糖尿病であり,解析のための既往や人体計測および代謝データが揃っていた.7年の追跡期間に同定された糖尿病症例849人のうち,703人が同様の除外後に解析対象として残った.
参考文献
Stefan N, Fritsche A, Weikert C, et al:Plasma fetuin-A levels and the risk of type 2 diabetes. Diabetes 57:2762-2767, 2008
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