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文献詳細

雑誌文献

臨床検査54巻13号

2010年12月発行

文献概要

シリーズ-ベセスダシステム・11

ベセスダシステム判定の実際―ASC-H

著者: 小松京子1 坂本穆彦2

所属機関: 1杏林大学医学部付属病院病理部 2杏林大学医学部付属病院病理部・病理学教室

ページ範囲:P.1699 - P.1704

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ASC-Hとは

 HSILを除外できない異型扁平上皮細胞(atypical squamous cells,cannot exclude HSIL)とされている.実際は,HSILを疑うが数が少ないものや,HSILの基準を満たさないが,HSILである可能性を否定できない場合に用いられる.

 ベセスダシステム2001アトラスでは,細胞の出現形態より

参考文献

1) Dian Solomon, Ritsu Nayar:The Bethesda System for reporting cytology. Specimen adequency, 2nd ed. Springer. JAMA 287,2001
2) 平井康夫(訳):ベセスダ2001アトラス.Springerジャパン,2007
3) 坂本穆彦,今野良,小松京子,他:子宮頸部細胞診ベセスダシステム運用の実際(坂本穆彦編).医学書院,2010
4) 井上正樹,尾崎聡:カラーアトラス子宮頸部腫瘍.医学書院,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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