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今月の表紙 代表的疾患のマクロ・ミクロ像 悪性腫瘍・4
大腸癌のマクロ・ミクロ像
著者: 海野みちる1 小松京子2 坂本穆彦2
所属機関: 1杏林大学医学部病理学講座 2杏林大学医学部付属病院病理部
ページ範囲:P.336 - P.340
文献購入ページに移動有茎病変はスネアポリペクトミー,平坦病変は内視鏡的粘膜切除術などの内視鏡で治療することが多いが,内視鏡的粘膜下層剝離術ESD(endoscopic submucosal dissection)は,大腸では胃に比較して壁が薄く,穿孔などを起こしやすい.また,リンパ節に転移が見つかれば,追加で手術を行い,腫瘍の大きさが2cmを超える場合も深部まで浸潤している可能性が高く,手術を行う1)(図1).
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