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シリーズ-検査値異常と薬剤・13
―投与薬剤の検査値への影響―中枢神経系作用薬・Ⅶ
著者: 片山善章1 澁谷雪子2 米田孝司3
所属機関: 1神戸常盤大学保健科学部医療検査学科 2神戸常盤大学短期大学部衛生技術学科 3オリエンタル酵母工業株式会社長浜事業所
ページ範囲:P.302 - P.310
文献購入ページに移動ブチロフェノン誘導体(図2)であり,性状は白色~微黄色の結晶または粉末である.酢酸(100)に溶けやすく,メタノールにやや溶けにくく,2-プロパノールまたはエタノール(99.5)に溶けにくく,水にほとんど溶けない.
主な代謝物および代謝経路はカルボニル基の還元(図3)のほか,酸化的アルキル化(図4),グルクロン酸抱合(図5)などに代謝される.臨床検査値への影響と副作用は表1に示した.
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