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文献詳細

雑誌文献

臨床検査56巻11号

2012年10月発行

特集 教科書には載っていない臨床検査Q&A

免疫

Question 12 イムノクロマトグラフィ検査のしくみと操作・判定の注意点を教えてください

著者: 稲野浩一1

所属機関: 1デンカ生研株式会社試薬研究開発部

ページ範囲:P.1174 - P.1175

文献概要

ポイント

・イムノクロマトグラフィ検査は,抗原抗体反応を利用して抗原(あるいは抗体)を検出する目的で行われるものであり,一般的には目視判定用に金コロイドやラテックス粒子などの有色標識体の凝集反応が応用されている.

・どのイムノクロマトグラフィ検査キットも操作法は簡便になっているが,試料の前処理方法や反応時間など,各キットに固有の細かい点が異なるので,添付文書や操作図を必ず理解したうえで検査を行う.

・判定は指定された時間で行うことが重要である.指定された時間以降での判定は,偽陽性である可能性もあるので行わない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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