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文献詳細

雑誌文献

臨床検査56巻11号

2012年10月発行

文献概要

特集 教科書には載っていない臨床検査Q&A 免疫

Question 20 免疫血清検査の非特異反応にどう気づき,どう対処したらよいか教えてください

著者: 青木義政1

所属機関: 1九州大学病院検査部

ページ範囲:P.1194 - P.1195

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ポイント

・検査室では常に非特異反応が潜んでいる可能性を念頭に置き,その要因を認識しておくことが大切である.

・非特異反応の検出は日常検査だけでは困難なことが多く,管理試料を用いた精度管理から把握することは不可能である.臨床医からの指摘によって初めてその存在に気づくこともしばしばである.

・非特異反応は症例・事例ごとにその要因が異なるため,ある特定の対処法(解析法)だけでは原因の追及が難しく,場合によっては試薬・機器メーカーの協力が必要不可欠である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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