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文献詳細

雑誌文献

臨床検査56巻11号

2012年10月発行

文献概要

特集 教科書には載っていない臨床検査Q&A 病理・細胞診

Question 46 迅速組織診の適正な標本作製時間は何分以内ですか?

著者: 片山博徳1

所属機関: 1日本医科大学多摩永山病院病理部

ページ範囲:P.1258 - P.1259

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ポイント

・組織の凍結開始から標本提出まで3~5分位を目安にする(1症例につき1凍結ブロックを作製).

・急速に組織の凍結を行う.

・精度の高い薄切,染色を迅速に行う.

参考文献

1) 橋爪茜,佐伯春美,塩野さおり,他:総論 術中病理診断の意義.Medical Technology 37:684-688,2009
2) 青木裕志:当院における乳腺迅速標本作製法と実際,第83・84回日本病理組織技術学会,in press
3) 伊藤憲祐,河野潤,高橋健,他:術中迅速診断 適応が制限されている理由と注意点.日本医科大学雑誌 63:495-498,1996
4) 大森康旨:脂肪組織凍結標本作製法における界面活性剤の効用,第83・84回日本病理組織技術学会,in press
5) 前田昭太郎:臨床に呼応した病理診断のあり方.日本医科大学雑誌 6:64-69,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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