icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査56巻11号

2012年10月発行

文献概要

特集 教科書には載っていない臨床検査Q&A 病理・細胞診

Question 49 Pathologist's Assistantはどのような職種ですか?

著者: 青木裕志1

所属機関: 1順天堂大学医学部附属練馬病院病理診断科

ページ範囲:P.1264 - P.1265

文献購入ページに移動
ポイント

・PA制度とは,病理医師の担う業務の一部を病理技師が行うことを認定するための制度である.

・PAの業務範囲は,病理検体の切り出しや写真撮影,特殊染色や免疫染色の所見判定,テレパソロジーでの対応などを中心に検討されている.

・PAの制度化には,病理医師の業務量を軽減するほか,病理技師のレベルアップ,病理検査の標準化に繋がると期待されているが,法的な問題など解決しなければならない点もあるため,慎重に議論されている.

参考文献

1) 村田哲也:病理検査士(仮称)制度について.臨病理 54:188-191,2006
2) 村田哲也:PA制度の現状と将来.検と技 36:350-352,2008
3) 小林忠雄:病理組織検査士制度(仮称).Med Technol 33:237-238,2005
4) 畠山重春:PA制度を考える 日本細胞検査士会の立場より.病理技術 68:95-96,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?