文献詳細
文献概要
特集 教科書には載っていない臨床検査Q&A 病理・細胞診
Question 53 細胞診陰性標本の判定に医師は関与しなくてよいのですか?
著者: 竹中明美1
所属機関: 1大阪府立成人病センター病理・細胞診断科
ページ範囲:P.1276 - P.1277
文献購入ページに移動ポイント
・専門医に提出しなかった陰性標本については細胞検査士に責任があり,専門医に提出した標本(特に悪性とした標本)については専門医に責任があるということになる.
・細胞診専門医や病理専門医が関与することで保険点数が加算される.しかし,細胞診陰性標本への医師による全例関与は,施設の状況にもよるが,困難である施設が少なくないと思われる.
・専門医に提出しなかった陰性標本については細胞検査士に責任があり,専門医に提出した標本(特に悪性とした標本)については専門医に責任があるということになる.
・細胞診専門医や病理専門医が関与することで保険点数が加算される.しかし,細胞診陰性標本への医師による全例関与は,施設の状況にもよるが,困難である施設が少なくないと思われる.
掲載誌情報