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文献詳細

雑誌文献

臨床検査56巻6号

2012年06月発行

文献概要

シリーズ-感染症 ガイドラインから見た診断と治療のポイント・2

小児肺炎

著者: 尾内一信1

所属機関: 1川崎医科大学小児科学講座

ページ範囲:P.664 - P.669

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はじめに

 小児科領域における肺炎の抗菌薬療法の基本は,小児の特殊性を考慮しながら原因微生物を想定し,感受性のある抗菌薬を必要な期間投与することである.近年は原因微生物の耐性化が著しいため,最新の薬剤感受性動向を把握することが重要である.しかし,日々刻々と変化するこれらの情報を常にアップデートするのは,感染症専門医でもなかなか困難である.

 本稿では,適切に診療する方法として最も現実的な,定期的に改訂されるガイドラインに基づく治療について概説する.

参考文献

1) 小児呼吸器感染症診療ガイドライン作成委員会(上原すゞ子,砂川慶介監修):小児呼吸器感染症診療ガイドライン2004,協和企画,2004
2) 小児呼吸器感染症診療ガイドライン作成委員会(上原すゞ子,砂川慶介監修):小児呼吸器感染症診療ガイドライン2007,協和企画,2007
3) 小児呼吸器感染症診療ガイドライン作成委員会(尾内一信,黒崎知道,岡田賢司監修):小児呼吸器感染症診療ガイドライン2011,協和企画,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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