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文献詳細

雑誌文献

臨床検査57巻12号

2013年11月発行

文献概要

今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

AST・ALTの異常と病態

著者: 嶋田昌司1 松尾収二2

所属機関: 1天理よろづ相談所病院臨床検査部 2天理医療大学医療学部臨床検査学科

ページ範囲:P.1485 - P.1490

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■AST・ALT検査は機能検査ではなく細胞障害の程度を示す.

■AST,ALTの生体内分布は臓器により違いがあり,データ評価に重要である.

■AST,ALTの半減期の違いは病態の時期や経過観察に重要である.

■日常的に遭遇するAST,ALTが異常値を示す病態には,ショック肝や医原的要因が多い.

参考文献

1)Wroblewski F, LaDue JS:Serum glutamic pyruvic transaminase in cardiac with hepatic disease. Proc Soc Exp Biol Med 91:569-571,1956

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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