文献詳細
文献概要
今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
EBLMの現状と検査部の役割
著者: 三宅一徳1
所属機関: 1順天堂大学医学部臨床検査医学
ページ範囲:P.474 - P.478
文献購入ページに移動■EBMは眼前の患者の問題解決にエビデンスを具体的に利用する行動指針である.
■EBMはPECOによる問題の定式化に始まる5つのステップである.
■EBLMでは検査の診断的有効性が評価指標の基本である.
■近年では検査実施による予後改善を指標とする臨床研究も行われている.
■EBLMは検査の適正利用の推進に有用である.
■EBMはPECOによる問題の定式化に始まる5つのステップである.
■EBLMでは検査の診断的有効性が評価指標の基本である.
■近年では検査実施による予後改善を指標とする臨床研究も行われている.
■EBLMは検査の適正利用の推進に有用である.
参考文献
1)Cochrane AL:Effectiveness and Efficiency:Random Reflections on Health Services. Nuffield Provincial Hospitals Trust, 1972 Reprinted by The Royal Society of Medicine Press Ltd,1999
2)Guyatt GH:Evidence-based medicine. ACP Journal Club A16,1991
3)福井次矢:エビデンスに基づく診療ガイドライン.日本内科学会誌 99:2941-2943,2010
4)三宅一徳:臨床検査の診断的有用性の評価法とEBLM システマティックレビューの方法.臨床検査 49:1369-1374,2005
5)三宅一徳:EBLMの進め方と問題点-系統的レビューを中心に 文献の批判的吟味.臨床病理 51:691-695,2003
6)西堀眞弘:EBM時代におけるEBLMへの潮流.臨床病理 60:684-687,2012
7)中井利昭,桑克彦,関口光夫,他:臨床検査の診断的有用性評価マニュアルVer.1.3.日本臨床検査自動化学会誌 29(Suppl 1):1-35,2004
8)三宅一徳:一般検査をさらに発展させるために 一般検査領域のエビデンス.臨床病理レビュー 140:209-214,2007
掲載誌情報